STEYR HC ステアーハイサイクル


サバゲ初参戦時からステアーを使い続ける管理人としてはステアーHCは

ハイサイクルとしてではなく外観の魅力として避けて通れないモデル



個人的には上のA3をモデルアップして欲しかったが・・・





手持ちのステアーとの比較

ボディはステアーとは思えないほど小柄で、前部が短縮された分ストック部に重量が集中しているため

バランスがよく非常に軽快、大げさかもしれないがMP5クラス並みのハンドリング

ただ外観は非常にチープ、その上なんとなくデブ、美意識は低い。

実売2万円強が高価に思えるほどだ・・・




肝心なところは改良が加えられているようで2ピースのボディ、アウターバレルの

分解部分2カ所は勘合が改善され非常にタイトになっておりほぼがたつき無し。

正直剛性が増したのかと錯覚するほど・・・






いままで手にしたステアーには必ずセミオートポジション加工を施したセレクター。

マルイがファクトリーモデルとして正式に加工済みで的確にセミオートが撃てる。

これも更に左利き用に加工

試射すると7.4V Lipoバッテリーで秒間23〜24発といったところ、まあ及第点。

初速は0.2g弾ノンホップで83〜89メートル?ハッ??



で、いきなり完全分解。引き金のカチカチうるさいラッチを取り外し、メカボックスもご開帳

一度すべて洗浄、再グリスアップ。

ついでのFET装着、スプリング交換、スプリングガイド投入で、9.9V Lifeバッテリー使用

0.2g弾で初速94メートル、秒間29発。




オイオイ・・・インナーバレルのHOP窓の切り欠きが台形、その上バリだらけ・・・

案の定「右曲がりのダンディ」(笑)






次にアウターバレルを傾けて固定することにし、写真の位置両側2カ所にM4タップをたてた。

その後、任意の位置までアウターをねじり、イモネジで固定。ステアーならではの解決法!!

HOPラバーがフレームに対しほぼ水平に降りているのを確認し終了・・・


今回新品を6,7年ぶりに購入、しかしふたを開けてみるとそこにあったのは私の知っているマルイクオリティとはかけ離れたもの・・・

中華が驚異的に技術、クオリティを上げてきている現在今回の商品のマルイの品質管理には正直がっかりさせられた。

久しぶりに購入したからこそ数年前との差をはっきり感じたわけで、

次世代電動ガンにベテラン技術者が手を取られているなどはもしそうでも仮にもいいわけにもならない。

当然トイなので完璧は求めないにせよ、あまりにもはずれとあたりの差が大きすぎる・・・


あまりのお粗末さに外観のチープさまでが気になって仕方ない。

インプレからは少々脱線気味か(笑)